
秋の夜長に……読書をとお考えの方も多いかと思います。
今日は、その読書にちなんで、「智恵子抄」より由来した『レモンの日』であることのご紹介です。
詩人の高村光太郎さんの「智恵子抄」の中に、「レモン哀歌」という詩があります。
この詩は、1938年(昭和13年)、高村光太郎さんの奥様が亡くなる数時間前のことをうたっている詩だそうです。
そんなにもあなたはレモンを待つてゐた
かなしく白いあかるい死の床で
私の手からとつた一つのレモンを
あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ
トパアズいろの香気が立つ
その数滴の天のものなるレモンの汁は
ぱつとあなたの意識を正常にした……
「智恵子抄 レモン哀歌」の一節より
現代の詩人の詩もいいですが、
振り返って、読んでみるのも、また違う趣があるなぁと思いました。
さて、先月より、ブログにて紹介しています“名古屋の税理士 細江会計事務所”朝礼での3分間スピーチ。
昨日に引き続き、9月分の紹介が、まだ終わっていないため、10月ではありますが、
9月のテーマ「最近思っていること」にお付き合い下さい。
当事務所に入所して2週間がすぎたので、入所して思うところを話そうかと思います。
ご存知の方もいると思いますが、前職では中小零細企業にコピー機をメインに販売してきました。
朝、会社に来て、電話帳のようなリストから、とにかくアポをいただいて、訪問して売ってくるということを日々繰り返してきました。
営業職なので、利益を稼いでくる事が仕事で、契約を取れたときには、
これで自分の今月の給料分は賄えたとか、
事務所の賃料や業務管理の方の給料を含めた営業1人あたりの販管費は賄えたとか、
部下1人分の給料分を上乗せしてもってきたとかが、
数字になってはっきりわかるので、自分がどれだけ会社に対して貢献してるのかが、ハッキリわかりました。
いま現在は、コピーをとったり、補助だったりと、まだ大きな仕事もしてないですし、
事務所の業務のどれくらいの部分に貢献しているのかがはっきり見えないので、自分は役に立っているのだろうかと不安になることが多いです。
未経験での入所になるので、はじめから即戦力としての力がなく、給料以上の貢献は事実上無理なのはありますが、
出来る限り早く、戦力になれるよう仕事を覚えていこうと思います。
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