名古屋総合税理士法人 細江博之です。
名古屋は梅雨が明けて、夏真っ盛りで蒸し暑い日が続いています。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
昨日は、私が所属している経営者の学校ともいうべき「愛知中小企業家同友会」の所属地区でタイトルにもある「経営理念/労使見解」について講師をさせて頂きました。
まず、講師をするということの意義についてお話させて頂くと、学習効果が一番発揮されるのは断然「他人に教える」行為だそうです。
これを「学習効果のピラミッド」というのですが・・・詳しくは⇒http://sofustudio.com/study/learning_pyramid.html
■講義を聞く(Lecture):5%
■読む(Reading):10%
■音声化・視覚化(Audio-Visual):20%
■実演する(Demonstration):30%
■討論する(Discussion Group):50%
■体験する(Practice by doing):75%
■他者に教える(Teaching others):90%
以上のような割合で効果が出るそうです。
知識はアウトプットすることをワンセットで考えるとより、知識が定着するってことですね。
皆さんよくセミナーに行ったり、本を読んだり、しただけで満足していませんか。
やらないよりはマシですが、そこで終わっていたらもったいないですよ。
是非、誰かにセミナーや本を読んだ感想を周りの人に伝えましょう。
社内研修なんかやるとよりいいですね。
で、昨日は経営理念/労使見解について講師をやったんですが
講師をやるまで、2回プレ講義を行い、委員の意見を聞いて改良したものを発表したわけです。
僕自身専門的にお金を頂いてやっているわけではないですが、せっかく30人の会員が聞く場なので、心を込めて何回もシミュレーションして臨みました。
まだまだ改善すべき部分はありましたが、皆さんから懇親会の場やメールで非常に好評価を頂きました。
・理念の作成のコツがわかって実際に作成します。
・理念と利益の関係性がわかりやすかった
・理念を一から学ぶきっかけになった
・社員との関係性を維持するために、シートの制作や具体的に理念の唱和等、さまざまなやり方で広める方法がある
色んな意見を頂きました。
理念は作って終わりではありません。
理念を浸透させ、それをもとに方針・計画を立てて検証・実践しなければ会社はよくなりません。
是非、経営理念がない方や方針計画の立て方がわからないという方は
細江博之まで問い合わせください。
手取り足取り、お教えします。
では、また来週。